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転倒と対応策

若い人が転倒した場合には、床が滑りやすい、暗い場所で転びやすかったなど、環境要因による診断など、原因が比較的容易です。しかしながら、高齢者が転倒を起こした場合には、その原因は身体的な原因であるケースもあり、原因を多角的に分析する必要があります。例えば、老化により視覚障害、具体的には白内障や老視、認知障害、筋力低下、足の感覚不良。または聴覚障害を持つ患者は、新しい環境では十分に動き回る事ができないということもあり、転倒の原因である可能性があります。また、脳血管障害による片麻痺、発作、不整脈、狭心症または心筋梗塞、代謝異常、糖尿病などに加え、うつ病、などの心理学的要因もあるでしょう。

検査は尿検査やX線検査、心電図、肝臓機能検査、感染や貧血の有無をしらべる全血球検査などが上げられます。感染、脳血管障害、心筋虚血、心筋梗塞、消化管出血など、潜在的な原因を治療することになります。

また、患者がふらついていて、歩行に支障がある場合には、筋力の低下が認められる場合には、運動について理学療法士との相談の上、治療していくことになります。なお、高齢者の場合には自宅での転倒など、環境要因であるケースも多くなっています。その場合には、家の中の段差をなくす、便座を高くしたトイレにする、滑らないマットを使用する、コンセントを増やし、延長コードを出入り口に留める工夫をするなど、家の中の障害物を減らすことで転倒を防ぐ方策が重要となります。

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